超今更。

今更Reading Batonの説明。
下書きはしてたけど途中で止まったままだったので。
まず「はてしない物語」について。
ネバーエンディングストーリーの原作です。そして小学生の僕が本を読むようになったきっかけの本。まだ小学校2年生とかの頃です。図書館で借りて2日とかで読んでた。(超分厚い)ミヒャエルエンデと言えばモモが有名だけど、個人的にははてしない物語のほうが好きです。ジムボタンシリーズも面白い。ネバーエンディングストーリーは2作目、3作目と進むにつれてどんどんつまらなくなってきましたが、原作はそんなことないです。むしろ読み進めるにつれてどんどん引きずり込まれていく感じ。最初の方は映画のように冒険活劇のような物語なんですが、後半はそれだけでなくもっと生生しい、人間の負の部分を描いた箇所が沢山出てきます。今思うと小学生にストレートに読める本ではなかったかも。実際そのころ全部わかってたかと聞かれると疑わしいですし。まぁ、ひねくれた小学生でしたけどね。今読めばもっとはまる気がします。久しぶりに図書館で借りてくるかな。(ちなみに僕、近くの図書館のブラックリストに入ってます。多分。)あらすじとか深い考察とかはこちらを見るといいかと。哲学者としてのミヒャエルエンデを考察しているページです。
次に「修羅の門」です。「修羅の刻」シリーズも含む、ということで。
これね、ホント好きです。何度読み直したかわからんです。刻のアズマ編で何度泣いたか知れません。別に深いこととやかく言うつもりはないです、この漫画に関しては。顔が同じで見分けがつかないとかそんな細かいことはこの際無視で。それ言ったら川原先生の漫画読めないし。この主人公は決して負けないんだけど、それにはただのお約束とかではないちゃんとした理由があるんです。是非是非続きを書いて欲しい作品です。
3つ目、「レベル7」初めて読んだ宮部みゆきさんの作品。これもあっという間に読みました。多分3日かかってない。実質2日弱でしょう。もう既に東京にきていた頃で、自分の文章力の無さが読書量の少なさゆえ、と決め付けた(半分合ってますけど)結果、とりあえず有名な人の小説読んでみっか、と手にしたのがこの一冊でした。そんな思い出があったので選んだわけです。内容も面白いですけどね。
4つ目。「だれが「音楽」を殺すのか」音楽好きは必読。輸入権CCCD、違法コピー、音楽配信等々、詳しく書かれています。これを読んで行動を起こすかどうかは別次元の話ですが、まず真実を知らなければ何も始まらないです。
あと、この本みたいに、欄外に脚注がある本が大好きです。空想科学読本も然り。A型の血か。(注:血液型判断は信用していません)
最後、「これもすべて同じ一日」銀色夏生さんの詩集です。元々詩を読むのは好きだったんですけども、この人の詩にはいろいろとやられました。なんていうか言葉をものすごい大事に扱ってる気がするんです。文章を書く人って基本的にそうだと思うんですけど、この人は特に1文字単位でそれが伝わってくるのですごい好きです。
とりあえずこんなもんですかね。あと星進一さんのショートショートはどれも好きです。最近本読んでないなぁ。昨日、さーやさんに本を貸していただいたので出張中に読もうかと思います。あと僕、散文も好きですけど韻文も同じくらい好きです。担任の先生が「行間を読む」ことをすごい教えてくれて、その影響でしょうね。ちなみに歌うことの楽しさを教えてくれたのもその先生でした。僕の中では勝手に一生の恩師扱いです。それで小学校の頃一番好きな授業は音楽と国語でしたから。